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抜け毛・薄毛の治療(円形脱毛症、AGA)

抜け毛・薄毛の治療(AGA)

 

円形脱毛症

頭髪は健康な場合でも1日100本程度までは抜けますが、円形脱毛症は突然急激に髪の毛が抜け始め、円形の脱毛班が出現します。自己免疫疾患と言わ れており、本来ウイルスなどの外敵から自身を守る免疫が、理由は不明ですが自分の髪の毛を攻撃することによって生じます。進行すると頭部の髪全体が抜けて しまい、円形ではなくなります。また、眉毛やひげなど髪の毛以外の毛が同様に抜けることがあります。

診断はダーモスコピーと呼ばれる拡大鏡を用いて髪の毛の形態を観察して、円形脱毛症で見られる病的な毛がないかどうかを確認します。

また、甲状腺疾患など他の自己免疫性疾患が隠れていないかを確認するための血液検査を必要に応じて行います。

治療はガイドラインに沿った治療を行うようにしています。一つの治療法で効果がない場合には、いつくかの治療法を組み合わせたり、違う治療法を提案して患者さんと相談しながら治療にあたります。

男性型脱毛症

男性型脱毛症(AGA)は、壮年性脱毛症とも呼ばれ、男性に最も多く見られる脱毛症です。他の脱毛症と異なり思春期以降に額の生え際や頭頂部の頭髪がどちらか一方あるいは両方から薄くなり、徐々に進行していくのが特徴です。額の生え際や頭頂部の髪の毛が細くて短い髪の毛となって、うぶ毛のような十分に育たない髪の毛が多くなり、抜け毛が進行し頭皮が透けて見えるようになります。

一般的には遺伝やD H T(ジヒドロテストステロン)と言う原因物質が関係すると言われています。A G Aは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。早めの対処によって進行をある程度抑えることが 出来るようになってきました。その代表的な方法が飲む治療薬のプロペシアです。この薬は保険診療の対象とならず、診療費ならびに薬代は全額自己負担となります。

当院では診療費500円、プロペシア錠28日分7400円としております。尚、初回の処方は最大56日分まで、2回目以降の処方は最大112日分までといたします。

プロペシア内服による治療法の他に、塗り薬による治療法があります。医薬品として市販されている育毛剤としては、ミノキシジルがあり、併用されても良いでしょう。

A G Aについてもっと詳しく知りたい方は、こちら(http://www.aga-news.jp/index.xhtml)をごらんください。

追記)新しいAGA治療薬、ザガーロが発売されました発毛効果はプロペシアの1.6倍と言われております。価格は1ヶ月分9500円です。(H28.6.30現在)

追記)ザガーロのジェネリック薬であるデュタステリドの取り扱いを開始いたしました。ザガーロと同等の効果にして、1か月分5800円(税抜き)と非常に低価格に抑えることができました。他のクリニックと比較しても低価格だと思います。是非ご検討ください。(R4.3.25現在)

その他の脱毛症

上記以外にも脱毛症はありますが、皮膚科で治療できるのは上記2タイプのみとなります。膠原病を含む内科的な疾患からの脱毛という可能性もごく稀にありますが、基本的に皮膚科で内科の検査はできません(保険で査定されてしまいます)。また、その場合には全身病なわけですから脱毛だけではなく、他に何らかの身体的不調も合併すると考えられるため、その症状に合わせて内科の受診をされるか、健康診断の受診をお勧めいたします。

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